ネット依存症の子どもに体を動かすことの楽しさを教える青少年奉仕活動はできないだろうか?

皆さん、今日は。本日は成美学寮での移動例会です。安達社会奉仕委員長よろしくお願いします。さて、12月は疾病予防と治療月間です。本日、僕は週に1時間の運動は疾病予防につながるという話をさせていただきます。週報に挟んだ図をご覧下さい。村橋先生の調査では中高年の週に1時間以上スポーツ活動(例えば、週に3回20分ずつ本気で泳いでいる)を行なっているスポーツ愛好家とスポーツを行っていない同年代の中高年者の身体測定を行いました。その結果、肥満の指標であるBMIでも体脂肪率でもスポーツ愛好家の方が明白に低かったです。また心臓の機能と関連する最大酸素摂取量や下肢筋力はスポーツ愛好家の方が明白に高かったです。以上の結果よりスポーツ活動を1週間にたった1時間だけ行っている人は、運動をしていない同年代の人々よりも疾病予防につながっている可能性が高いことが考えられました。

次の図をご覧下さい。また、最近の子供の間ではネット依存による昼夜逆転や不規則な食生活が増えています。久里浜医療センターではネット依存症の子供をインターネットのない8泊9日の生活の中で,昼間はスポーツをして体を動かせました。昼夜逆転や不規則な食生活改善されました。このようにスポーツは現代病の予防にもとても有用だと考えられます。だから、ネット依存症の子どもに体を動かすことの楽しさを教える青少年奉仕活動はできないだろうかと僕は考えます。以上です。

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