4つのテスト3つ目「好意と友情を深めるか?」と4つ目「みんなのためになるかどうか?」の英文原文について

本日僕は4つのテストの3つ目「好意と友情を深めるか」と4つ目の「みんなのためになるかどうか」の英語原文についてお話します。週報にはさんだ図を御覧ください。「好意と友情を深めるか」の原文はWill it build goodwill and better friendship?  です。goodwill は単なる好意とか善意を表す言葉ではなく、商売上の信用とか評判を表すと共に、店ののれんや取引先を表します。すなわち、その商取引が店の信用を高めると同時に、よりよい人間関係を築き上げて、取引先を増やすかどうかという意味です。だから「信用を高め、取引先をふやすか」と訳すべきです。逆に信用できない商売をすると 店の暖簾に傷がつくという教訓でもあります

次の図をご覧下さい。「みんなのためになるかどうか」の原文はWill it be beneficial to all concerned? です。 Benefitは「儲け」そのものを表す言葉です。商取引において適正な利潤を追求することは当然なことであり、決して恥ずべきことではありません。ただし、売り手だけが儲かった、また買い手だけが儲かったのでは公正な取引とは言えません。その商取引によって、すべての取引先が適正な利潤を得るかどうかが問題なのです。だから、「すべての取引先に利益をもたらすか」と訳すべきでしょう。

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