4月は環境月間です。週報に挟んだ図を御覧ください。RIの掲げる環境保全目標の一つは持続可能な土地管理です。世界の人口は2080年代に約104億人のピークを迎えると言われています。人口が増えれば食べ物を増やす必要があり、農作物を増やす必要があります。そのためには井戸を掘る必要があります。
でも地下には保水層という層があり、地面からくる圧力を押し返しています。ところが井戸から水を汲み上げすぎると、保水層はペちゃんこになって地盤沈下が起こります。後から保水層に水を補給しても、保水層としては復活しません。つまり、地下水のくみ上げを限度以上にやると保水層そのものを崩壊させてしまって、もっとひどい水不足状況になります。だから、時間がかかる作業ですが、2080年に向けて森林伐採の抑制と積極的な植樹が持続可能な土地管理につながると思います。多分、ここにいるみんなは死んでいるでしょうが、子孫のためにコツコツ植えていくしかありません。