国際ロータリーから見れば目立つロータリアンが役に立つ?

本日は日本人の奥ゆかしさとアメリカで生まれたロータリーの相容れない点についてお話します。週報に挟んだ図を御覧ください。日本の国技である相撲をテレビで観ていると勝った力士のインタビューでは、力士は勝った!勝った!と笑顔を見せることは決してありません。そして最後に一言と言われると必ずと言っていいほど「1日1番、集中して」と答えます。これは日本人の謙虚さを美徳とする良い例だと思います。しかし、アメリカ生まれのスポーツではそのようなことは滅多にありません。

2022-23年度の年次目標の第1項はポリオ根絶にロータリーがどれだけ貢献しているかを世間の皆さんに知ってもらってロータリーの公共イメージを向上させることでしたが、第二項は「影響を与える人」、「目的を持った人」、「行動する人」としてのロータリーの世界的な注目度を向上させなさいと書いていました。つまり、目立つロータリアンこそ役に立つという考え方です。最近、日本の経営者の中でロータリークラブに入る人が減っていますが、その理由の一つは日本人の奥ゆかしさが理由かもしれませんね。

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