ポール・ハリスの意志を継いで親睦をただの宴会にしてはいけない。

6月は親睦月間です。そこで本日は親睦は連帯感であるという話をします。

6月は親睦月間です。そこで本日は親睦は連帯感であるという話をします。

昭和10年、ロータリーの創設者であるポール・ハリスが船で来日しました。帝国ホテルに泊まり月桂樹を植樹しています。日本に上陸したポール・ハリスは新聞記者から「あなたは何故ロータリーを作ったか?」という質問を受けました。それに対してポール・ハリスは「淋しかったから」と答えました。この「淋しい」の意味はどういう事でしようか?

次の図をご覧くさい。日本語で親睦と言えば、宴会やゴルフや旅行などのみんなで楽しむことをイメージします。英語のフェローシップ・・Fellowshipを「親睦」と訳したことが誤解を生んだ原因かもしれませんが、Fellowshipはむしろ、「連帯感」と訳した方が良かったと考えられます。事実、グーグルで「親睦 フリー素材」で検索して最初にでてくる画像は宴会の図ですが、「fellowship free image」と英語で検索して最初に出てくる画像は、輪になって手を重ねあう姿です。つまり、ポール・ハリスが淋しさを満たすために求めたものは高潔な職業理念を持つ友との連帯だったと考えられます。

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