衛星クラブ結成は子クラブ結成より有利なことがある

8月は会員増強と新クラブ結成推進月間です。本日、僕は新クラブ結成方法についてお話します。週報に挟んだ図を御覧ください。まず、新クラブ結成には最低20名が必要です。また仮例会に入会候補者を招待し、 説明会を何度も行わなければなりません。そして説明会に複数回出席した人に創立会員となることをお願いします。この段階でガバナーと共にクラブ名を選び、地区支援室から承認を得る必要があります。つまり、かなり早い段階でガバナーは新クラブ結成の動きを知っているということになります。なお、新クラブ結成式はチャーターナイトと言って壇上に登った会員全員が国際ロータリーから祝福を受けます。しかし、実際問題20人の新入会員を集めることは困難です。その点、衛星クラブは8人の会員で結成が可能です。衛星クラブの会員数が20名以上となった場合、衛星クラブのままでいるか、独立したロータリークラブとなるか決めることができます。

 次の図をご覧下さい。衛星クラブの利点は、少ない経済的負担でクラブを運営できることです。国際ロータリーの人頭分担金の額は全会員均一ですが、クラブの会費はクラブの裁量で低く設定できるからです。スポンサークラブが例会をホテルで行っていても、衛生クラブは値段の安いレストランで例会を開けば会費を安く設定できます。また、衛星クラブの会員はほかのロータリークラブやローターアクトクラブの会員となることができるので解散してもロータリーとの繋がりが失われません。つまり、いきなり新クラブを結成するより衛星クラブを結成した方が解散もし易いと思います。以上です。

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