神戸市を中心とした第2680地区では会員を増強させたベスト60人の方の体験談を冊子にしています。
過去に24 人の会員を入会させた神戸東RCの角田さんは次のように述べています。国際ロータリー(RI)の方針はどうあれ、日本の大多数のロータリークラブは伝統的職業奉仕の理念に基づき、高い倫理基準を持って地域社会に貢献することに誇りを持っています。貴方もその仲間になってほしいという説得することが一番入会してもらいやすいです。
次の図をご覧下さい。姫路RCの安平さんは、RIは、ロータリー創設100 年の2005 年までに会員数150 万人を達成したいとして全世界に呼びかけた。一時は130 万人前後まで増強できたものの、その後は120 万人程度に留まって、鳴かず飛ばずの状態である。それどころか、懸命に増強を叫んで若い会員を入会させても、反対に旧き良きロータリアンがロータリーに背を向けて去って行く。会員を増強するために職業奉仕規範などを緩めてきたのに実際は反対に会員が減っている。RIはこの矛盾をどう説明するのか?明石西RCの多胡さんはこの冊子とともに「口ータリーの友」2019 年1月号で人道支援に対する寄付はロータリークラブに入会しなくてもユニセフなどに寄付すればできる。だからロータリー財団はロータリークラブの理念に従属すべき団体である。日本のロータリアンの大多数は地区委員会で活躍したいからロータリーに入ったわけではなく、職業奉仕の理念に基づき、高い倫理基準を持って地域社会に貢献することに誇りを持ち続けるためにロータリークラブに所属しているのだと書いておられます。だから新入会員にはロータリーの理念を理解してもらってから入会してもらうべきだと僕は思います。