1996年に国際ロータリーはポール・ハリス没後50年を記念して「ポール・ハリス国際研究センター」を世界の8つの大学に設立しました。日本ではアジアで唯一三鷹市にある国際キリスト大学に設立されました。ロータリー平和センターが設立されてから国際キリスト教大学には中南米やアフリカからもコンスタントに大学院生がくるようになりました。現在、世界50カ国108名の大学院生がいます。大学院生は全室二人で一部屋を共有する寮生活をしています。皆で広島に行って、被爆体験者とのディスカッションをすることもあります。
次の図をご覧下さい。活動例を挙げるとアイルランドのフランナガンさんは宮城県に行って現地でボランティア活動をして「3.11後の世界における日本の人間安全保障と災害」という題の論文を発表しました。スティーブンソンさんは日本で学んだ知識を使ってブータンでゴミ削除のプロジェクトを立ち上げました。ハットンさんはスポーツを通じて平和を推進しようという目的の社団法人を造りました。ロンドンオリンピックにいろいろな国の子供達をつれて行き一緒にスポーツをしました。出身者は各国の外務省や国連機関にはいっています。 しかし、国際基督教大学の欠点の1つは立地条件が悪く、最寄りの駅からのバス料金が高いので自転車を利用する学生が多いのですが、自転車で移動しても20分かかります。雨の日や夏の暑い日には学校にたどり着くだけでヘトヘトになります。欠点の2つ目は食堂の食事が不味くて、高くて、他に食堂がありません。カツ丼のとんかつは大半が脂身であったり、カレーにルーの粉の塊のようなものが混ざっているそうです。