日本は子育てしにくい国。このままでは人口が9千万人を切る。

皆さん、今日は。7月は母子の健康月間です。日本では乳幼児死亡率は世界で最低水準ですので子供の健康は保たれています。しかし、母親の健康は確保されていません。2016年世界経済フォーラムでの発表では出産しやすい環境の世界ランキングで日本は144カ国中111位でした。つまり、日本は子供を産むのが難しい環境の国です。その理由について2830地区大会で講演された対馬先生は、日本の女性は沢山産め、それもなるべく早く産め、男性と同じように働け、介護もしろと言われるからであると述べています。今の日本社会では夫婦とも働きで生活が安定するのは30歳代です。だから30歳代後半で生む人が多いから子供は1人しか産めない家庭が多いです。これに対して対馬先生は「ろくな経済力もないのに子供だけ産むことはできない。女性に若い頃からもっと教育と経済力を与えて下さい。」と述べています。

政府の経済財政諮問会議では今の少子化を放おっておくと総人口は8700万人にまで減り、65歳以上高齢者割合は40%まで上昇すると言われています。「日本はなぜ子育てしにくい国なのか」という質問に対する若い母親の回答は、子どもが泣いていると嫌な顔して見られることがある。小さな子どもを連れていると見知らぬ人に育て方について小言を言われるなど、日本では子どもに対して周囲からの理解や歓迎が受けられないと感じること点があげられました。日本の人口を減らさないためには子育てが終わった人は現代の女性の子育て方法に文句を言わないことが大事だと思います。

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